MA(マーケティングオートメーション)を始める人が読むべき3つの書籍

実際に私が現在の案件としてBtoC向けのMA(マーケティング・オートメーション)の戦略・実行・数値分析までを担当しており、MA活用の書籍やドキュメントはBtoBが多い中で、BtoCに役立つ書籍をピックアップして3冊選びました。

これから導入される方・導入していて戦略・戦術やMAの活用方法などをもっと体系的に学びたい方におすすめの書籍です。

1冊目:マーケティングオートメーション導入の教科書 優良顧客を自動で育てる仕組みづくり


著者:長谷川健人(株式会社デルフィス)発売日 ‏ : ‎ 2017/6/1

私も2020年頃にMAの導入案件に携わった時に、導入事に専門分野が広すぎて、何から着手したらいいか分からなかった為、こちらの書籍を参考に導入方法と進め方を大きく参考にして推進を行いました。

ポイント部分を抜粋

スモールサクセスとロングサクセスがある
キックオフで準備すべきものなど
シナリオの設計方法

導入事にあれもこれもと着手をすると、実行出来なくなり長期間になるため、まずは、ミニマム要件からスタートをしていくことの重要性を書かれております。どうしても多機能になる為、あれをやりたい・これはやりたい。すぐ出来るのかなど声が上がりやすい為、スタート時はスモールサクセスとして出来る部分からミニマムで機能実装をして進める事をお勧めします。

キックオフで準備すべきものやシナリオの設計方法なども書かれている為、そのまま使える部分は、丸っとハックしつつ進める事をお勧めします。

MAは魔法の杖ではないが、「考える時間」を確実に増やしてくれる

MAの言葉がマーケティング・オートメーションという言葉で色々な事をやってくれる魔法のようなツールの様に過剰な響きがありますが、実際には自動化して実行してくれるツールですので、その何を自動化させるのか?を決める所までが大変な業務です。

自動化する事によって、手作業を減らす事が出来るため、工数の圧縮をする事が出来ます。

基本の所から導入編、BtoBとBtocでの考え方、具体的な事例も記載してあり、これからMAを始める方は勿論、今もMA担当者である方は、近くに1冊を置いておきたい1冊です。悩んだらパラパラっと読み返すようにしております。amazonのunlimitedでありますので、現状無料。

全体的に図やイラストで説明書かれている為、非常に理解しやすく体系的に書かれております。

2冊目:マーケティングオートメーション スペシャリストになるための教科書



著者:株式会社メンバーズ発売日 ‏ : ‎ 2020/8/13

マーケティング オートメーションのスペシャリストになる為の書籍。最近ではポジションとしてMAスペシャリストという肩書きの方もいらっしゃいますね。これから年間単位でMA市場と人材の必要性が描かれており、年々増えていく傾向も書かれております。

MAを実行するときに難しい部分が、各部門とのタスク分担・進め方をどうやっていくか?ですが、こちらの書籍では、タイトル帯に書かれている通り、「マーケティング部門」と「システム部門」の連携を円滑に導入・運用する為の、進め方が具体的に書かれております。

特にWebディレクター・マーケティングの方は、システムの知識が少ない為、連携の差異に何から連携したらいいのだろうか!?と思考が止まる方が多いと思いますが、上記の書籍に大枠書かれておりますので、その部分をピックアップしながら、事前に課題を出して進めていく事をことをおすすめします。

MAのスペシャリストの定義とどう行った技術が必要になるのかが明確に書かれております。

具体的な技術の所まで書かれているので、こちらも同様に、MAの担当者や導入されている方は、読み返しながら、自分のキャリア構築を考える指標に出来る1冊です。何度も読み返せます。

3冊目:マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方


著者:小川共和発売日:2017/6/26

MA導入の書籍のタイトルですが、メインとしてはカスタマジャーニーを作る為の書籍です。

MAは手法によるので、CRMでロイヤル顧客を育てて成果に繋げるには、CRMのカスタマージャーニーが必要になってきます。改めて、シナリオを丁寧に作って、検証しなければ実感致しました。

サイト全体では、ペルソナとカスタマージューニーがあると思いますが、MA様にあるべき姿のカスタマージャーニーは必要になってきますね。

こちらも、エンゲージメントを高めるシナリオ作りをする為にとても参考になりました。

随時、読んだMAの書籍を追記していきます。

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