受託の仕事が終わると、夜はダラダラしたりお酒を飲んだりして、気づいたら明日になっているという事も少ないないはずです。
私はフリーランスになって気づいたら7年目になっており、独立当初はサービスを作りたいとか、サイト構築をしたいとか色々と行動をして見たものの、中々形にするまでに断念したり、やめたりする事が多かった為、時間術の書籍「3ヶ月の使い方で人生変わる」を読みました。著者ですが、フリーランスの方は皆さん知っていると思いますが確定申告ツールの「freee」さんの代表の佐々木さんの書籍になります。
特に印象に残ったポイント
「やらなければならないこと」に追われる毎日から抜け出して、まずは時間をつくってやってみるしかない。グーグルで働いていたときも、「クラウド会計ソフトfreee」の開発をしたときも共通して意識している時間の単位がある。それはグーグルでは「クォーター」や「3か月サイクル」とも呼ばれ、日本の会社でも「四半期」と呼ばれる「3か月」という期間だ。優先順位とは、裏を返せば「やらないこと」や「潔く切り捨てること」を決めることで、初めておのずとあぶり出されていく。そうやってある意味、開き直って「これはやらない」と決める。
「必ずしもたくさん働けば成果が出るわけではない」という考え方も影響を受けたことの1つだ。
「3か月」、1つのテーマに取り組む
実際に僕自身、勉強にしろ仕事にしろ、起業の準備も、転機となるテーマに取り組んだときは、いつも「3か月」という期間がポイントになっていた。「freee」の開発も3か月がポイントだった
3ヶ月という期限を設けて、1つのテーマに取り組み、実行をしていく。1年だと、先が長くてやめてしまいそうですが、3ヶ月という期間でしたら、踏ん張りも効いて、丁度頑張れる期間ですね。
驚くべきポイントが、freeeの開発期間が3ヶ月という所。
頑張る動機付けや、意味も動かす為の重要な内容になってくる。
誰に対して、何がしたいのか?・それを実現できたら何が起こるのか?・それにはどんな意味があるのか?「自分のやっていることは、明らかに意味がある」という強力なストーリーに、人は共感し、突き動かされる。壁にぶつかったとき、自分が描いたストーリーを思い出すと、そこに「意味」を見出せる。「このプロジェクトを必ずやり遂げたい」と強く思うなら、まずはまとまった時間を確保して、「一点集中」することだ。3時間あればその時間内に「深い思考」に入るための「助走となる時間」と「考えたことを整理する時間」も用意できる。
仕事でも、会社でも、その人独自のストーリーがある事が、確かに共感して動かされます。
まとめ
フリーランスの場合は、同じ会社に長くいて続けて、ずっと続ける事は正社員でないので、難しいです。何かしら、受託以外の方法の策を実行し続けなければいけません。freeeを当初作り上げた時も、3ヶ月の区切りを作って開発スタートしていたんですね。3ヶ月でしたら、頑張りと踏ん張りも効くと思いますので、改めて、今後の目標と実行計画を3ヶ月で考えて実行していきたいと思います。
書籍名:「3か月」の使い方で人生は変わる Googleで学び、シェアNo.1クラウド会計ソフトfreeeを生み出した「3か月ルール」
著者:佐々木大輔
発売日:2018/7/1