【結論】デザイン修正を減らすには「マーケティング」が最重要の理由

Webデザイナーのキャリアを約5年間経験して、マーケティングへキャリアチェンジを行ったのですが、Webデザイナーをしている当時は、クライアントにデザイン提出しても、何度も修正の戻しが合ったり、感覚的な判断で何度も修正が起きる事が多発しておりました。

何度も良いデザインを作ったのに何で理解されなく、修正を何度も何度もしなければならないのか?

そしてその度に作業時間が増えて残業時間が増えてしまう。と言う経験を何度もしておりますが、マーケティングにキャリアチェンジをしてから、デザインの設計・提案をする機会が多いのですが、デザインをロジカルに説明・説得する材料を作る事で急激に手戻りが減りました。


この記事を書いている編集者のプロフィール


Webディレクター / マーケッター / デザイナー / 株式会社StartupMarketing 代表
東後 哲郎(とうご てつろう)

1987年宮崎県生まれ。デザイン学校を卒業後、3年Webデザイナーを経験、イギリス·オーストラリアにてデザイナーとして活動。Webデザイナーから大手上場企業の新規事業立ち上げのマーケッターに転職。マーケッターを3年経験後、2016年4月からフリーランスとして活動。 →詳しいプロフィールや経歴はこちら

何度もデザインの修正が発生する原因は何か??

理由①:目的・課題が曖昧で、Webで誰の何を解決したいのか明確化されていない
理由②:ターゲットを抽象的にしている(20代、30代、男性・女性等々)
理由③:競合とデザイン(色・メインビジュアル)の訴求内容が被っており、リサーチ不足
理由④:自社の事業のイメージと違っていて、認識がズレている
理由⑤:デザインのスキル・経験値不足 / 工数投下不足

私の経験上、明らかに上記の理由が多く、デザインそのものの品質以前の大前提がブレている事が多い。という事に気付きました。

いきなりデザインに着手する前に、目的・設計を決めていかなければ、誰の為の何の課題を解決するデザインなのかを説明する事が出来ません。

なぜ、デザインのイメージが合わないかは、判断する「ものさし」がないから

企画・戦略を考える時には、マーケティングの手法を使い、競合の分析、自社の事業の状況、顧客のインサイトなどを徹底的に行い、前提条件・優先順位を整理して良いか悪いかの土台の「ものさし」を作って判断をしていきます。

良いか悪いかの、土台の「ものさし」がないから「なんとなくデザインのイメージが合わない」が連発するんです。

マーケティングのフレームワーク「3C」を使い、デザインのものさしを作る

マーケティングのフレームワークはたくさんありますが、3C(自社・競合・顧客)を使い、大前提を作るという手法があります。

良いかどうか、方針を決める為に、下記の図の3Cのフレームワークで設計をしていきます。デザインの戦略でも、バリューポジションを作り、ターゲットに沿った狙った事をするべき

3つの円が重なる部分が、バリューポジションになります。

①競合他社のデザインと被っていないか・品質が高いか

→競合サイトのデザインを一覧リストを作り、意図を読み解く

②自社のブランドイメージ・文脈と沿っているか

→現状の自社の課題、これから目指したい世界をまとめる

③顧客に沿ったデザインかどうか

→ペルソナとカスタマージャーニー、具体的な課題を明確にする

こちらの3Cの条件の土台を調査・整理して「ものさし」を作り認識を揃えた上で、デザインのバリューポジションを作る事で合意形成の角度がぐッと上がります。

上記、3Cの部分の認識合わせでズレていると、そもそもの大前提がブレていますので、デザインの合意は絶対に出ません。

その場しのぎのデザインで目的のない1枚絵を作る事になってしまいます。

「ものさし」を作る事で、感覚的な判断・意見を出来るだけ避けて、ロジカルにデザインロジックを構築して作り上げる必要性があります。

ここまで整理をして認識合わせをしないと、デザインの部分は普段から触れているモノですので、私はこう思いますの自論の意見が飛び交い、良いか悪いか分からなくなり、クライアントに振り回されてしまいます。

デザインを先に着手する事よりも、大前提のマーケティングが最重要です。ここが整理されてなければ、マーケッター・ディレクターの方にここが出来ていないからデザイン出来ませんとはっきりと言いましょう。

デザイナーの方で、これから初めてマーケティングを学ぶ時に役立つ書籍2冊

私がデザイナーからマーケッターに転職をして、初めて読んで役に立った書籍と、特にデザイン時におすすめの書籍2冊です。ここら辺から読むと、デザインとマーケティングがいかに繋がっているかの理解がしやすくなります。

①100円のコーラを1,000円で売る方法

マーケティングのベストセラーの書籍。漫画版でマーケティングとは??の全体像を学ぶ事が出来ます。私が、デザイナーからマーケッターになった時に最初に読んだ本です。マーケティングがいかに重要で、自分の意見を主観的に伝えるや、クライアントの要望を聞くだけではビジネスが成立しない事が描かれております。3Cのバリューポジションの重要性と使い方も掲載されております。

②Webデザイン受発注のセオリー(デザインコントロールが身につく本)

デザインのコントロールの専門書になります。デザインの良し悪しの部分でなく、その手前の前提条件の固め方、なぜデザインのイメージが合わないか??等々が書かれております。デザイナーの方もディレクターの方も読んで、今一度デザインの進め方を考えるべき。

最後に

上記の様な大前提や調査をする事は当たり前では??と思う方もおられると思いますが、デザインの現場の所だと、そこまで手が回っていない・理解されないで目の前の仕事に着手するとか往々にしてございます。

デザイナーの方は、自分の工数・残業を下げる為に、マーケティングを学んで見る事を強くおすすめします。

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