本田直之さんの書籍や考え方は、私のとても好きな著者でして、他にも数点読んでおります。何よりも、一人で起業されていて、今はリモートで多数の人がいますが、数年前からハワイに住みながら仕事をしている事に憧れます。価値観とか生き方とかライフスタイルとか、私が目指している部分であり、大変共感致します。
その本田直之さんが書いている、「パーソナル・マーケティング」の書籍を読みました。私もフリーランスになって7年目になりますが、どうやって、差別化を行い、個人のブランドを確率していくか?という所に悩みを持っておりました。就職する気は2度とないと決めて、法人も2020年に作っております。
個人がブランドを作る上で考えるべきポイントが、体系化されております。
特に印象になったポイントを下記抜粋。
・自分を商品として客観的にとらえて、「ターゲットとなる市場はどこか?」「市場が求めているものは何か?」を徹底的に考えます。
・経営者やフリーランスの方なら「どうやって業界内で評価を高めて、他社と差別化をはかるか」、会社員なら「今の会社や仕事がなくなったときに、自分には何ができるか」
・「客観的に見た自分の強みは何か?」「それは誰の役に立つのか?」
・◎「会社依存の時代」から「個人サバイバルの時代」へ
・自分の強みは何か?他人と比べての優位性は何か?今後どのような分野で活躍したいか?ライバルは誰か?味方になってくれそうな人は?など自分の頭で考えなければいけないことについて考え抜いていないのです。自分で自分のことが分かっていなければ、周りもあなたを手伝うことはできないでしょう。
・ポイントは、1自分の強みをはっきりさせること、2「それは誰の役に立つのか」を徹底的に考えること、3さまざまな要素を体系立てて組み立てること。
・成功経験をリストアップする
・それは、自分のこれまでの経験の中で「うまくいったこと」「成果が上がったこと」「人に教えられること」を100個書き出すというワークです。
会社の仕事をする上ですと、マーケティングする事は当たり前ですが、個人をマーケティングの観点で考えて、商品化して差別化を考えると、中々現実味を持って考える事が出来なかった為、改めて今回、棚卸しをして整理しております。
その中でも、自分が向かうべきリストを整理して、タグリスト化を行い、さらにはアンチタグリストも作成するということ。
個人的には、アンチタグリストを作り、自分がやりたくない事が明確になった事で、今後向かいたい方向が定まってきました。結論として、様々な制約を出来るだけ受けないように働く事です。
7年間フリーランスをやって法人にもして、なぜ独立しているか?というと、色々な制約を受けたくない為。
①毎日が時間がなくて忙しすぎる
②働く場所が制限され電車通勤の必要性
③気の合わない人と我慢をする事高額な案件でも上記3つの制約がある場合、案件を受けないようにしています。
— TetsuroTogo – Webディレクター (@tetsurotogo) July 23, 2021
全体を通して、書籍内容を1度でなく、3回程読み直し、実際に自分でワークして考えるべき所もありますので、是非フリーランスの方にはおすすめの書籍です。
書籍 :パーソナル・マーケティング どんな時代でも“選ばれ続ける人”になる39の法則
著者 :本田直之
発売日:2009/11/20