Webディレクターの仕事はなくなる?【結論10年後もなくならない】

Webディレクターの仕事がAIの加速でなくならないだろうか?Webディレクターとして、10年後も食べていくにはどうしたらいいだろうか??これからWebディレクターを目指す人は気になる所だと思います。

こういった疑問に現役Webディレクターが実体験でお答え出来ればと思います。結論として、Webディレクターの仕事の全てがAIに代替えされる事はありません。なぜならば、Webディレクターの仕事は単純な作業が少なく、考える所が大部分にあるからです。

この記事を書いている編集者のプロフィール


Webディレクター / マーケッター / デザイナー / 株式会社StartupMarketing 代表
東後 哲郎(とうご てつろう)

1987年宮崎県生まれ。デザイン学校を卒業後、3年Webデザイナーを経験、イギリス·オーストラリアにてデザイナーとして活動。Webデザイナーから大手上場企業の新規事業立ち上げのマーケッターに転職。マーケッターを3年経験後、2016年4月からフリーランスとして活動。 →詳しいプロフィールや経歴はこちら

Webディレクターがなくなるといわれる2つの理由

理由①:Webディレクターの仕事がAIが加速している中、代替えがされる可能性

世の中のAIが加速をしており、野村総研所が作成したデータだと、これからAIに変わる率は49%と記載があります。

野村総研総合研究所:日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に

結論として、Webディレクターの職業は単純作業が少ない為、AIには代行されません。

そんなに単純な業務がない為、体系化が難しい職業になるので、むしろAI化が出来にくい職業です。マーケティングやディレクションは人間が企業に合わせて考える柱の部分になる為、AI化は考えられないと言い切れます。

単純作業がAI化される中で、もっとも必要になる人材だと言えます。

理由②:Webディレクターがいらなくなると理由は、スキルや技術不足が原因

スキルが不足している、技術力がない、コミュニケーションスキルが低い、要件の詰めが甘いなどの、無能なWebディレクターがいると、いらなくなると言われます。それに自分の得意領域を習得していなく、社内で価値提供が出来ない為、不要なポジションと言われている可能性があります。

Webディレクターの最低限必要なスキルに関しては、私がこちら「【2021年度版】Webディレクターに必要なスキル5選と学習のやり方【実体験】」でまとめた記事がありますので、合わせてどうぞ。

どこの企業にも必ず有能なWebディレクターは必要

大手の事業会社や広告代理店に必ずWebディレクターの方は数名います。Webディレクターがまとめて整理をしないと、案件が進行しない為、重要なメンバーになります。

無能なWebディレクターにならない為にはすべき8つの事

①クライアントや社内の全ての要望を聞かない。言いなりにならない。

要件定義の際に、ありえない要件のボリュームをもらってくるWebディレクターの方がいます。その場で分からない内容に関しては、持ち帰り、ベテランのWebディレクターに相談をするなどして、調整をしましょう。たくさん要望を聞いてすぎる事で、社内の工数が圧迫され、炎上する事は良くあるケースです。クライアントの言いなりにならないようにしましょう。

②現場(デザイナー・エンジニア)の意見を聞き、適切に調整をしていく

Webディレクターの仕事は、適切にデザイナーとエンジニアを動かす職業です。出来る事や出来ないことの仕様の詰めなど、現場の声を適切に聞きながら調整をしていきましょう。動かしやすく、気持ちよく仕事をする事もWebディレクターの仕事になってきます。

③Webの基礎のデザイン、HTML・CSS・の基礎知識は必須で身に着ける

Webディレクターで、Webの事を知らない人も多数います。デザイナー、エンジニアと連携する際、クライアントにWebの事を説明する事なども含めて、基礎知識は絶対的に必要になってきます。本やオンラインスクールでもいいですので、Webの知識に自信がない方は、必須で身につけましょう。

スキルに関しては、私がこちら「【2021年度版】Webディレクターに必要なスキル5選と学習のやり方【実体験】」でまとめた記事がありますので、合わせてどうぞ。

④プロジェクトマネジメントのスキルを身に着ける

プロジェクトマネジメントも現場経験が1番スキルが高まりますが、プロジェクトマネジメントは一種のスキルでもあります。私が書いたこちらの記事「Webディレクターがプロジェクトマネージャーをする上で、参考にすべき書籍4冊」では、スキルにおすすめの書籍を紹介しております。体系的に、プロジェクト進行する事で、限りなく炎上を避けて、スムーズに進行する事が出来ます。HTMLやCSSと同じで、プロジェクトマネジメントも必須項目で学習をすべきです。

⑤ポジションをWebディレクターからPMのレイヤーに上げていく

アシスタントや、Webディレクターのポジションからレイヤーを上げて、自分がPMになってプロジェクトを進行するようにしましょう。レイヤーを上げていく事で、スキルも大きく上昇をしていきます。

⑥数値に強いWebディレクターになる

Webを作るだけ出なく、しっかりと数値の成果が出るようにサイト設計をしていきましょう。作る前にKGI・KPIの設計を正しく行い、数値の成果が出るサイト作りを目指しましょう。抽象的にデザインが綺麗なサイトなどを作ってしまうと、成果が出ないサイトになります。数値に強い結果を出せるWebディレクターが世の中に求められています。

⑦常に最新のトレンドを抑えて、Web系の専門書籍を読むようにする

Web業界は変化が早く数ヶ月事に新しい技術が出てきます。トレンドや最新情報に疎いと仕事にならなかったりする為、常に複数サイトのベンチマークを行う、最新の書籍などを定期的に読み込んでいく習慣を作っていきましょう。

⑧同じ職場環境だけでなく、転職・独立などをしてスキルアップを目指す

同じ職場環境だけだと、同じやり方がずっと続きます。優れたWebディレクターの人がいる環境に移動をして、スキルアップは常に行うべきです。大体転職の目処として、3年程度がタイミングです。

以上が8つの理由になります。

環境があまり良くない合わないなど、社内でWebディレクターが不要と言われている場合は?

私でしたら、環境が悪い所はすぐに撤収をして、会社を変えます。Webディレクターもデザイナーもエンジニアも環境が凄く重要になります。あまりにもひどい場合は転職や独立をしましょう。

まとめ・10年後のWebディレクターの将来性はどうなのだろうか?

結論として10年後もWebディレクターがなくならないです。

10年後のWebディレクターの将来性が不安な方がいらっしゃると思いますので、「Webディレクターの将来性(需要)は高く、働き方・独立をしやすい5の理由【実体験】」という私が執筆した記事がございますので、合わせてご参考にどうぞ。

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